だれかさんのブログ

仮想通貨関係をメインで書く

難易度(先物)に関する最近書いた雑記(2020/10/06)

実際には、Discordに書いたものを元に、
少し修正したり付け足したりしています

 

10/01

一応、BitmainのASICは10/1~10/31に出荷されるらしく、いつマイナーがこれらの機器を受け取り、設定を完了させるかにもよるのかなと
ASICは、基本的にバッチといって、メーカーは1~数ヵ月に1回、一度に出荷することが多いですので
だから割と急にハッシュレートが上がったりすることもある
SHA-256dアルゴリズムのASICは、BitmainとWhatsminerが大手ですねぇ、この2社がでかい、その他もいくつか出ているには出ているんだけど、やはり技術力の差か、あまり有名ではないし、また、ワットパフォーマンスにも劣る傾向にあるというのもある、代わりにその分初期費用は安い、特に電気代が安い地域での使用が多いのかなぁ

www.innosilicon.com

canaan.io

 

strongutech.com

 


GPUでは掘れないです
ただ、先日もお話しした通り、Bitmainの新型ASICの初期ロットはコケたらしいです、今度はちゃんと作ってるのかねぇ

coinpost.jp


とにかく、WhatsMinerとBitmainの争いというのは結構熾烈なものであり、1Tハッシュ(10^12ハッシュ)を生成するのに、WhatsMinerM30Sは36W、BitmainS19Proは29.5W(いずれも公称値)という、なかなか互角な戦いを繰り広げていますね

whatsminer.net

shop.bitmain.com


まぁ、そもそもWhatsminerという会社はBitmainから技術者が一部独立して作った会社なんで、ある程度技術力が近くなるのは当然かもしれないけどねぇ
ってなんだこれは・・・もう難易度先物関係なくなった!!!!!

 

 

10/06

 

BTC価格とマイニングの考え方

"変な話、BTCの価格が受けいれられる電気代に比例しているというか、そういうイメージです
難易度が上がると電気代の占める割合が増えます"
の解説でもある

 

 

同じハッシュレートで少ないBTCしか掘れないから、1BTCを掘るのにより多くのハッシュを生成する必要がある、つまりそれだけ電力が必要になり、電気代が増える
ただし、価格が上がれば電気代が増えようと利益が減ることはない、だからハッシュレートが減ることはない
といった感じかなぁ
ハッシュレートが減らなきゃ難易度は減らない、難易度というのは14日平均ハッシュレートとほぼ同一と考えて良いからね
厳密には長く存在する(とはいえほぼ無害な)バグにより、難易度調整直後の1ブロックだけちょっと計算がおかしいらしいけどね(これは正直最近知った)、でもまぁこれはほぼ無視して良い

f:id:darekasann_zzz:20201006143447p:plain

github.com



このバグ、何故長く残ってるのに修正されないのかというと、難易度に関する変更はハードフォークになってしまうから、ほぼ無害な以上やることによる混乱のほうが大きいと、BTCの開発者たちは考えているのでは?と思っている
当然ながら、難易度の算出方法が違う場合、お互いの難易度算出方法を間違ったものだと、BTCのフルノードは考えることになり、当然それはハードフォークすることになる
・・・・また難易度先物関係なくなった!!!!!
まぁとにかく、メリットよりも混乱のほうが大きいからやらないよと
なんかだいぶ前にBTCの難易度調整アルゴに関する論文もありましたねぇ、確かにそうなんだろうけど、SHA-256dアルゴ圧倒的トップであるBTCには難易度調整アルゴの変更は不要なんだよね、混乱のほうが大きいから
難易度先物、難易度というマイニングの根幹に関わる話なのでマイニングの話をし続けるはめになっている