だれかさんのブログ

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難易度先物について考える

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また、この記事を見る時点である程度分かってるとは思いますが、FTXは日本管轄外の取引所です、ご利用は自己責任でお願いします。また、筆者は利用者の損失等の責任を一切負うことはできません。また、難しそうだと思ったら難易度先物に手を出さないか、本当になくしても良いお金で(勉強代で済むレベルで)実験をされるのがよろしいでしょう。

 

まず難易度先物に手を出す前に、難易度が何かわかっていない人は、こちらをお読みください。

darekasann-zzz.hatenablog.com

 

 

FTXという取引所には難易度先物と言われる商品がある。

本当はハッシュレート先物という名前ではあるが、難易度を基にして価格が決まるというルールからして、難易度先物という名前のほうが恐らく適切であるのでこの記事ではこの商品のことを難易度先物と書く。

 

この記事執筆時点で、難易度先物市場は3つあり、2020年Q3,2020年Q4,2021年Q1がある。

 

難易度先物のルールは以下のようになっている。

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難易度先物ルール

これを日本語にすると

期間中のすべてのブロックの難易度を取得し、これらの平均を出し、これを1T(10^12)で割る
といった具合である。
期間中の難易度の平均なので、Q3になった瞬間の難易度でもなければ、Q3が終わる時の難易度でもないので注意しよう。

 

 

さて、難易度先物のルールが分かったところで、次はどうするかを学んでいこう。

これらのルールより、難易度先物では期間中平均難易度を予測して買うか売るかを決める。
例えば、自分が期間中平均難易度が20Tと予想しているのに対し、相場が$18になっているならば買い、逆に相場が$22になっているならば売るといった具合である。

 

しかし、ではどうやって期間中難易度を予測するかであるが、ビットコインにはブロックエクスプローラーというものが存在し、これを見ることで今どのくらいのペースで掘られているか、今の難易度はいくつかが容易にわかるようになっている。

 

BTC.com

btc.com

 

Blockchain.com

www.blockchain.com

 

その他にもブロックエクスプローラーはあるので探してみるとよいかもしれない。
これらのブロック採掘ペースに応じて今後難易度は上がりそうか?下がりそうか?を考えると良いだろう。

また、マイニング関係の情報を収集したり、実際にマイニングしてみることでより正確な判断ができるようになるので、これを機にマイニングについて勉強するのも良いかもしれない。
また、難易度先物においてはあくまで難易度それそのものが決済価格に直接影響し、他のすべての要因は間接的にしか影響しないことを忘れないように。
ハッシュレートに非常に影響されるとはいえ、それでもハッシュレートでさえも間接影響である。